偏差値70台と30台の本音暴露対談
こんにちは。
今回は慶應経済ストレート卒偏差値70台の私なおと、(本人曰く)偏差値30台野球小僧のたいきで、それぞれどういうふうに世界を見ているか対談することになりました。
ぶっちゃけすぎる本音とコンプレックスと様々な感情のぶつけ合いをお楽しみください。
- Q1、まず2人の簡単な経歴話そっか。
- Q2、なおは勉強しつづけてきたみたいだけど、僕は勉強好きの感覚がわからないからどんな感じ?
- Q3、ちなみに公立中学ってどんな感じ?
- Q4、なおは、正直、金だけを無駄に捨てるというか、無名の大学に行ってる人のことをどう思ってた?
- Q5、たいきは就活はいいとこ決まってたみたいだけど、それに関して思うことはある?
- Q6、じゃあなおは、優秀な大学から会社に入って、やめて、それがある意味レールを外れるわけやし挫折なわけやん。
- Q7、たいきの今後の展望というか、頑張っていきたい方向は?
Q1、まず2人の簡単な経歴話そっか。
:僕は名古屋市という地方の生まれで、生まれも育ちもそこ。小学生まで成績は良かったが中学生から落ちこぼれ、その変わりというのもあり大学まで野球一筋に熱中した。先輩が後輩に壁ドンするようなファンキーな高校から、大学も野球の推薦で入った。
就職は野球部が無駄に強くて地元の信用金庫に入社した。転職もするがどちらも、本当にしたいことではなくこのまま人生終わったら本当に後悔するとの思いが募り退職。ひたすらネットサーフィンしていたときにこのいなフリを見つけて来た、って感じかな。
:私は埼玉県生まれで小学校はそこだけど、勉強があまりに簡単すぎてこの先もそれが続くのが考えられず、受験して都内の御三家と並ぶ中高一貫女子校に進学。
最初吹奏楽部ばっかりしていたので底辺スタートだけど、追い上げて最後はトップの方。第一志望の東大は数学ができなくて落ち、もう一個受けてた慶應経済は受かっていたので進学。
そっから人材の会社に就職。ブラックすぎて合わなくてすぐやめ、バイトから事業からいろいろして、友達の紹介でいなフリにたどり着く、かな。
Q2、なおは勉強しつづけてきたみたいだけど、僕は勉強好きの感覚がわからないからどんな感じ?
:私は勉強って上限がないところが好きで、点数や偏差値的なものはあるけど、自分の完璧って絶対ないから、いくらでも伸びしろがあるところが好き。頑張った分だけ今日の自分より明日の自分の方ができて、成長し続けていける感覚がもうやめられなかった。
:そっか、それでいくと僕も、勉強に対しては思えなかったけど野球がそんな感じだったな。聞いてて、たまたま楽しめるのがなおは勉強で、僕は野球だった、頑張る種目が違っただけかなって気がする。
:うんうん!私も吹奏楽部で、オーディション落ちたとかへこむこととかはあるけど、ずっと好きで好きで5年間続けてたから、勉強以外でもたいきと全く同じ気持ち味わってたよ!
Q3、ちなみに公立中学ってどんな感じ?
私は中学から私立の、しかも女子校行っちゃったからみんながどんな生活してきたのかわからなくて...
:僕の中学は一言で言うとマイルドヤンキーだった。不良もいれば優等生もいるしオールジャンルいる。ヤンキーなやつが一番えばってて、僕は割と普通だった(笑)
:へーー。ちなみに放課後ってなにしてるの?
:放課後は、部活がずっとあって終わり。僕は部活は入ってなくて外部で野球してたから、トレーニングするか遊ぶかみたいな感じだった。公園とかに行って夜中までだべってたなー。
:なんか学園ドラマの世界みたいでうらやましい(笑)私の学校はみんなほんとに、勉強と部活しかしてないから(笑)後悔はないんだけどそういう青春な人生も憧れるな...
Q4、なおは、正直、金だけを無駄に捨てるというか、無名の大学に行ってる人のことをどう思ってた?
:うーーん。正直言うと、そもそも知らない大学名の人に出会わない...私の仲良い人って、基本豊島(中高)からあがって慶應に来た人か、大学は別れてもそのへんの人たちだから...
それで、大学外のプログラムとか行っても、いろんな人いる中で、仲良くなるのって結局そこそこ上位大学の人が多くて。お互い全く肩書きでは選んでないんだけど、ただ話したい内容とか議論みたいなマジな話ってなると頭のレベル同じくらいじゃないと話せないから、自然と自分と同じくらいのステータス持っている人と続いちゃう。
あ、ただ、リゾートバイト先で出会った子は違った!親の事情で高校中退かなんかで、経歴は全く持ってないんだけど、話したら頭いいのってわかるじゃん。だから、その子とは今でもお互い尊敬しあう仲で、ずっと続いてる。
で、社会人になってまあ知らない大学出身の人とかにも出会うけど、大学のことを調べたことがほぼなくてわからないから、特になんとも思ってない(笑)大学ならみんなそこそこ楽しくて同じような大学生ライフ送ってたんだろうなくらい。
:そうか...そもそもあんまり出会わないんやな...!やっぱ学歴によって住んでる世界とか違うんやろな。なんか、劣等感が常にあって、地元の頭いいとこにばかにされたりとか、学歴持ってる人と話すと見下されてる感じがしたり。
:うんとね、それ、学歴持ってる側はまじでなんとも思ってない。早慶とかそれ以上とかまでいくと。もはや、良い大学名聞いても、あーがんばったんだなーくらいしか思わないし、知らないとこでもふーんくらいにしか思ってない。
学歴持ってる人は、持ってるのが普通だからそこに対してなんのコンプレックスも優越感もない。ただ周りが、「頭いいんだね」とか「勉強したんだね」とか「あ、そうなんですか(劣等感)」みたいにいろいろ反応してくるだけ。
私の場合はほめられることにも飽きてるし若干めんどくさいと思ってるwだから劣等感っていうのは、持ってない側が勝手に感じちゃってることというか、少なくともこっちはほんとになんとも思ってないんだよね...
Q5、たいきは就活はいいとこ決まってたみたいだけど、それに関して思うことはある?
ぶっちゃけ、野球みたいなメジャースポーツ一つやってれば、就活まではけっこういけるなと。笑
:たしかに笑 うちも体育会系の人みんな強かった。でもそれすごいわかる。簡単にやめなさそうで根性ありそうでいいよね。
2人:それでいくと、勉強そこそこ頑張る、か、それがどうしても無理ならスポーツまじで頑張るっていう、どっちのルートでも就活までは行けるね(笑)
じゃあいろいろ話してきたけど、そろそろまとめよっか。
お互い最後の一問で。
Q6、じゃあなおは、優秀な大学から会社に入って、やめて、それがある意味レールを外れるわけやし挫折なわけやん。
僕みたいなのがやめるのと落差が違うと思うんだよね。そこに対してはどうやった?
:私はやめる前後はもう、判断とかできないレベルで、風邪薬常に飲んでたし体も心ももう無理ですみたいになってそのままぱたって事切れてやめた感じ。
そのあとは、もう会社に絶対入りたくなくて毎日泣いてたけど、泣いてるくせに、好きな撮影だけは企画してやってて。今もうこれ以上失う肩書きないんだから失敗してもいいし好きなこと仕事にしよう、って初めた撮影会運営があるんだよね。そっから好きに生きるために色々チャレンジして今のいなフリにもだどりついて。
そう考えると、挫折って必ずいままで、良い人生に向かう転機になってる。この時に限らず、挫折はその時死ぬほどつらくてもあとあとから見たら挫折じゃなくていい転機だから。読んでくれる人に伝えるとしたら、人生で色々挫折することも多いと思うけど、それによって新しい人生が開けるから、前向きに何でもチャレンジしてください!
Q7、たいきの今後の展望というか、頑張っていきたい方向は?
:いなフリに来て、結局フリーランスって学歴関係ないなと思って。ある意味人生逆転できんじゃねって。でもやっぱり実際は学歴高い子多いしその子たちは能力高いじゃんと思った。
ただ逆に、自分の場合はプライドとかはなく、バカはバカなりに頑張ればいいじゃんと思えるし、良い意味での人と比べることへの諦めがついた。そもそも優秀な人が成功するのはある意味当たり前で、でも世の中ってレベルの高い人の方が実際は少ない。今まで日の目を見たことがない人、くすぶっている人に向かって記事を書きたいなと思う。自信じゃなくて、危機感や反骨心があるのがいいところだと思っているから。
勉強が好きじゃなかったり得意じゃない子に、自分みたいな人もいて、努力次第でなんとかなるよってところを見せていきたいと思ってる。
たいきのブログ:
たいきのtwitter:
タイキ@アスリート系ライター (@kondo1244) | Twitter
:以上。いかがでしたでしょうか。はい(笑)、お互い意見をぶつけまくった対談でしたが、最後は良い感じで終着。
さっとまとめるなら、学歴を持っていようがなかろうが同じ人間、それぞれいろんな挫折やコンプレックスを抱えていて、でもそれを自覚した上で前向きに自分なりに前に進んでいくことが大事なんだろうな、と感じられた対談でした。
次回もお楽しみに。
こんなの書いてほしい、という案も大募集です。
廣瀬奈緒